スコーン試食会
こんにちは。
あいにくの雨空のもと、今日は
HARUスコーン試食会 でした。
実は、今年に入ってから
HARUスコーン の要であるプレーンのレシピ改良をするべく、見直しをしているところなのです。
スコーン と言っても小麦粉やバターなど材料の分量、塩や砂糖やバターの種類、使用する材料も様々。
作る工程、焼く温度や焼き時間も様々。
それをほんの少し変更するだけで、仕上がりも全然違ってきます。
スコーン とひとことに言っても奥が深いのです。
理想のスコーン
改良を重ねて、やっと納得のいくものに仕上がったので、
今日は友人宅にお邪魔しての
スコーン試食会。
■プレーン
あくまで小麦粉の香ばしい香りが主役。
そこに発酵バターのさわやかで上品な香りをプラス。
生クリームを使用してちょっとリッチな味わい。
甘さは控えめで、クロテッドクリームやジャムがよく合う。
それが、改良を重ねた
HARU自信作のプレーンスコーン
■カレンツ(写真手前)
プレーン生地にカレンツを混ぜ込んだスコーン。
カレンツはとても小粒なレーズンで、見た目のわりにやわらかな主張なので、
レーズンはちょっと苦手・・・という方にも比較的食べていただきやすいのではないかと思います。
カレンツとは・・・
レーズンの一種で、一般的に使用されているレーズンの1/4程の大きさです。
カランツ、カレンズなどと呼ばれることもあります。
山ぶどうと表現されている事も多いです。
厳密にはブラック・コリンズという種類のぶどうを原料に、天日干しをした後洗浄したもので、やや紫がかった色味で、酸味が強いのが特徴。
最も一般的なレーズンはナチュラル・シードレスと呼ばれるもの。
製法はカレンツと同じですが、原料のぶどうはトンプソン・シードレスと呼ばれるマスカットの様な緑色をしています。
カレンツの原料であるブラック・コリンズの元の色はいわゆるぶどう色といわれる黒っぽい紫なのに対し、一般的なレーズンの元のぶどうは緑色。
そして同じ製法で作って出来た完成色が、黒紫→黒紫、そしてもう一方は緑→黒褐色。
不思議なことに、元色が明るいものの方が、完成色は逆に暗くなるのですね。
この他に、ナチュラル・シードレスと同じ原料のぶどう、トンプソン・シードレスを原料に作られるレーズンは他に2種類。
ゴールデン・レーズンそして、ディップド・シードレスです。
また、原料にマスカットを使用したものもあります。
レーズン とひとことに言っても色々な種類があります。
何事も知れば知るほど奥が深いですね^^
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何だかカレンツの説明記事になってしまってますね^^;
気を取り直してと。
スコーンの奥にならんでるのは、今回のもう一つの目的 ↓
HARUのスコーンに合うジャムを探す
という事で、以前から気になっていたジャムを数種類用意しました。
てんまり工房さん
三ヶ日町のみかん農家さんが作られている無添加ジャム
ミツノシマさん
浜松市で野菜や果物を使った無添加ジャム
(ハーブなどを使った大人なジャムも作られています)
そしてそして、スコーンにとっては魔法のクリーム
クロテッドクリーム
スコーン好きな私は、そのまま食べるのも好きなのですが、このクロテッドクリームをプラスするだけで信じられないくらい劇的に味や口当たりが変化するのです!!
もしもクロテッドクリームを付けて食べたことがない
という方がいらっしゃったら、一度で良いので付けて食べてみて下さい!!
と強要したくなる程オススメです!!
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スコーンと、クロテッドクリームとジャムが出揃って始まった試食会。
友人からは様々な感想。
「うん!!美味しい!!」との嬉しい感想をはじめ、クロテッドクリームを付けて食べた驚きの感想や、ジャム各種とのマッチ度、
「他にこんなスコーンがあったら嬉しい」
「こんなメニュー揃えだと魅力的」
などなど・・・
たくさんのアドバイス意見も聞く事が出来、とても身になる試食会となりました。
協力してくれた友人に感謝感謝です。
今後もまだまだ
理想のスコーン 追及に励み、
HARUの店頭に並ぶ頃には
今まで食べたスコーンで一番!!
スコーンってこんなに美味しいんだ!!
毎日でも食べたい!!
そんな声を聞けるように頑張っていきます。
どうかあたたかく応援よろしくお願いします。
長々とお付き合いいただきありがとうございました。
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